「ミラクル☆カフェ801」スペシャルトークショー 参加レポート

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トークショー風景

会場はこちら、Cafe801さん。
Cafe801入り口

オープンスペースにある机と椅子を全部取り払って、場所を作ってありました。
壁はポスターやポストカードで飾られ、窓には池袋くん投票用のパネルが貼られていました。
窓際にスタッフ用の席とテーブル。
参加者(全員女性)は残りのスペースの床に、結構ぎゅうぎゅうな感じで座っていました。

司会のTAKERUさんは、「ルシアンビーズ」のルーク役の方でした。何故呼ばれたのかは謎です。
有馬さんは大門さんコスプレで、YATCHさんは冬コミに引き続き六本木くんコスプレでした。

スタッフトーク

まずは、スタッフさんのトークや、ちょっとした質問など。

この企画が生まれた経緯 (有馬さん/紀平さん)

有馬
「私と紀平のほうで、全然違う企画をしに、紀平の会社の方に行ったんですね。 そこで、突然、駅に属性がついた紙を渡されまして」
紀平
「重要なとこすっとばした(笑)」
有馬
「いや、私が電車についての何かコンテンツを作りたいっていう話をしたんですよ。 そうしたら紀平がちょうど同じ事を考えていて、 『じゃあミックスして作ったらいいんじゃね?』ということで生まれたのが、ミラクル☆トレインなんですよ。 全然関係ないところから、ぽこっと生まれたんです」

制作で苦労した点は? (加藤さん)

加藤
「個人的には、苦労らしい苦労はあんまりしていないんですよね。 アニメを作る時に、色んな人に興味を持ってもらおうと思ったら、その部分、 みんなの心に引っかかるものを作らないといけないんです」
加藤
「ミラクル☆トレインの場合は、『駅が擬人化』っていう時点で、もうそこは全部終わっているので(笑)、 楽しくシナリオを書かせていただくことに集中できたというか」
加藤
「あえて言えば、大江戸線は駅達が女の子の悩みを解決するということで、 最初の方はもっとふざけた悩みをやっていこうと思ったんですけど、意外と真面目な悩みになってきたので、 お当番回が終わったあたりから『悩み、もう無くない?』っていう感じになっちゃって…… シナリオ会議で『みんな、今の自分の悩み言ってこうよ』とか言って、何だか重い雰囲気になったり(笑)」

女性から見たミラクル☆トレインの魅力は? (真碓さん)

真碓
「電車だけに、電車に乗った時……特に大江戸線に乗った時なんかに、 プシューって後ろ閉まって、こう、パッと(目を)ひらいた時に『あ、いない』みたいな(笑)」
真碓
「ファンタジーだフィクションだって分かっていても、 乗ったら『いないかな』っていう期待感、みたいな」
真碓
「そういう、電車に乗ったら、わくわくさせてくれるところが、ミラクル☆トレインの魅力じゃないかと思います」

男性から見たミラクル☆トレインの魅力は? (YATCHさん)

YATCH
「腐男子目線での魅力ということで、お話しようかと思うんですけど…… まず、淑女しか乗車できない。……紳士も乗りたい!(笑)」
YATCH
「僕も人生についていっぱい悩みがあって、日々生きていくのに精一杯で、 誰か助けてくれないかなって思うので……。 あんなイケメンのエキメン達が助けてくれないかなって、いつも思ってます」
真碓
「でも、男でも乗れますよね?」
YATCH
「桜庭くんね」
TAKERU
「男性でも乗れるんですか?」
加藤
「まぁ、間違って乗っちゃったんですが(笑)」
YATCH
「間違えたい(笑)」
有馬
「乗れますよ、大丈夫です」
YATCH
「じゃあ僕も、目を閉じて乗車してみようかと思います。 で、目を開けたらあるんじゃないかな、みたいな」
YATCH
「みんな絶対やったことあると思うんですけど、 こうやって(タッチアンドゴーのジェスチャー)、『出ないかなー?』って(笑) それと全く同じ気持ちです」

好きなキャラクターと、その理由は? (全員)

有馬さん

有馬
「私は……こんな格好をしてるのもあるんですが(笑)、大門が結構好きですね。 メインのキャラクターではないんですけど、ゲストキャラとして、 一番最初に大門は作りこんでいきたいな、と思っていました」
TAKERU
「それはまた、どうしてですか?」
有馬
「かっこいいから(笑)」
TAKERU
「それはまぁ、単純かつ一番の理由ですよね」
有馬
「ええ(笑)」

紀平さん

紀平
「中央線でいくと、立川さんが。……ドSっぷりが(笑)」
TAKERU
「ドSな男性が好きだったりするんですか?」
紀平
「……そういうことにしてください(笑)」
TAKERU
「いじめられたいですか……笑顔ですごいこと言いますね(笑)」

加藤さん

加藤
「みんな好きなので難しいですが、まぁ、とくがわで」
加藤
「……なんか、今、間違ったかなっていう雰囲気が(笑) ここは男の子言っといた方がよかったかなっていう(笑) 男の子は、全員好きです。当たり前なんですけど」
加藤
「最終話で言ったセリフは何の意味があるんだろう、みたいなことも気になりながら」

真碓さん

真碓
「私は、新宿ブラザーズが大好きです。それも、声を大にして言いたいです」
TAKERU
「その理由というのは?」
真碓
「えっと……弟たち、っていう言い方でいいんですか?」
有馬
「正しいですよ」
真碓
「彼らが『凛ちゃんあそんでー』って来るのが、すごくいいですよねー」

YATCHさん

TAKERU
「えーと、六本木くんは」
YATCH
「『六本木くんは』?(笑) 六本木くんはですね……六本木くんが(笑)」
TAKERU
「ですよね(笑) 今日の朝ごはんはもちろん、トシ・ヨロイヅカのシュークリームを食べてきた、みたいな」
YATCH
「んー、それはもちろん(笑)」
TAKERU
「夜のバージョンもあるんですよね。夜はまた、どんなキャラクターになる感じなんですか?」
有馬
「もうこれは、新宿さんに負けず劣らず……エロい!(笑) エロくてかっこいいです」
TAKERU
「えー、モテちゃうじゃないですか、エロくてかっこいいって」
有馬
「もちろんですよ。モテモテですよ」
TAKERU
「あ、そうだ、六本木くん好きな理由って何でしたっけ(笑)」
YATCH
「自分がミラクル☆トレインを知るきっかけになったキャラなので」
YATCH
「……皆さん、乙女ディア腐女子放送部をご存知でしょうか。 僕は冬コミで、ミラトレのブースのお手伝いをさせていただいて、 それで六本木くんの衣装をお借りして、それで。 まぁ結局、自分が好きなのか、って話になりますけど(笑)」
YATCH
「本編見てもね、なんか主人公らしくないというか、影が薄いのか濃いのかよくわからない、 そんなミステリアスな、変な立場にいて……でも気になる、みたいな」

質問コーナー

続いて、応募メールから選ばれた質問のコーナー。

大江戸線にあるたくさんの駅の中から、最初の6駅が選ばれた理由は? (有馬さん)

有馬
「大江戸線は、東京の地下をくまなく6の字に回っているということで、 まず大江戸線の決定自体は、それだったんですね。 地下を、下から守っている……ゴレンジャー的な(笑)」
有馬
「その中で、この6駅っていうのは、東京じゃない人も分かるようにということで、 メジャーな駅を選んだというのはありますね」
有馬
「月島だったらもんじゃ、というのは、関西の方でもご存知ですし。 両国には国技館がありますし、六本木は国際的都市ですし、新宿さんはギネスに載ってますし。 えーと、あと誰だっけ……あ、ああ、都庁さんだ(笑) ……ちょっとね、都庁さん、そういうキャラなんで……まぁ都庁さんも東京都のアレですし。 汐留くんは、大江戸線の中で一番の弟キャラってことで、選ばせていただきました」

とくがわは何者? (有馬さん)

有馬
「とくがわは、『とくがわ』です」
TAKERU
「……『とくがわ』」
有馬
「『とくがわ』です」
有馬
「とくがわのエスコートボイスCDってのもあるんですが、 こちらも聴いていただくと、なぜとくがわがとくがわなのか、っていうのも分かります」

とくがわを主役にするなら、どんなお話にしましょうか?と、加藤さんへネタ振り。
加藤さんが、家出したとくがわが小さい女の子に拾われ、その悩みを解決するというお話を披露してくれました。

六本木くんになりきるコツは? (YATCHさん)

YATCH
「……頑張ってなりきることです」
TAKERU
「……頑張ればなれるんですか(笑)」
YATCH
「なりきるといっても、今回の衣装は僕的にもちょっと心残りというか、細部が再現しきれてないんです。 やっぱり、完コスしてこそのレイヤーなので。 今回、ありあわせで作ってしまって、細部のディテールが全然違うんです……ここの襟とか。 是非ここは、リベンジしたいな、と」

キャラクターのビジュアルでこだわった点は? (紀平さん)

紀平
「今回、キャラクターがいっぱい出るということで、 ぱっと見で分かるよう、その土地土地の特徴が出るようにと。 あと一瞬の見た目で、キャラクターの性格が分かるような感じで、小物を入れたりとか」

池袋くん決定会議

後半は、池袋くん決定会議。
「池袋の歴史を学びつつ、理想の池袋くんを擬人化しちゃおう」という企画。
池袋地域の歴史や特徴、ちょっとした雑学などを聞いた後、池袋くんの発表に移りました。

デザイン

池袋くんのデザイン案は、この3通り。
池袋くんデザイン案
公式サイトより、画像を引用

左から、
A:さわやかなカフェ店員風の彼。素敵な笑顔と、真っ白なシャツがお似合いです。オーダーする時にはドキドキしちゃいそう……?
B:ラフな服装だけど、大人の余裕が漂う、物静かなイメージの彼。コーヒーを淹れる姿を、ずっと見つめていたい……?
C:まるで女の子のようなキュートなルックスに、ショートパンツがお似合いの彼。パフェのような、甘ーい気分にさせてくれそう……?

有馬
「結構割れました」
TAKERU
「ちょっと聞いてみたいんですけど、Aだと思う人ー?」

(半分程度の参加者が挙手)

TAKERU
「あ、多いですね。Bだと思う人?」

(半分程度の参加者が挙手)

有馬
「やっぱり割れますね」
TAKERU
「Cだと思う人ー……あ、いない」
加藤
「……これでCだったら……(笑)」

結果的に、池袋くんはA案に決まりました。
決定を受けて、甲斐先生が前日まで頑張って描いてくださったというラフ画がこちら。
池袋くんラフ画
髪型は、大江戸線のキャラとの差別化を図るために、オリジナルで多少変更したそうです。

声優について

未定なようです。
TAKERUさんは、自分がやりたいと立候補。
真碓さんからは、鈴村さんとか……という案も出ました。

名前について

池袋駅ではなく池袋一帯の擬人化ということで、幕張くんに近い名前にしたいとのこと。
応募フォームを用意し、募集して決める予定だそうです。

他キャラとの関連性について

ターミナル駅なので、皆と仲がいいという設定にしたいとのこと。
ただし黒い部分があってもいいかな、と思っているそうです。

Cafe801とのコラボ

池袋くんイメージのスペシャルメニューを作成。
デニッシュ食パンを使ったホットサンドと、オーガニックのグレープフルーツジュースのセットだそうです。
YATCHさんは黙々と食べていました。

インフォメーション

最後に、インフォメーション。

有馬さんから

代々木くんを展開していく予定だそうです。
また、新宿ブラザーズのエスコートボイスCD(sweet×sweet ver.)を、まめしば屋で発売。
新宿さんとの関係や、「あなた」を取り合うところが聴きどころとのこと。
その後に、豊島園先輩と飯田橋さんのエスコートボイスも、順次配信予定だそうです。

紀平さんから

まめしば屋で頑張っていくので、リクエストなどもメールで気軽に送ってほしいとのことです。

加藤さんから

(会場の、2期はー?という声に答えて)

加藤
「2期は、あの……頭の中にはねー」

(会場どよめく)

加藤
「……あってもね。ま、ほんとに……DVDが、何巻までですか?」
有馬
「3巻です」
加藤
「あれを全部お買い求めいただきますと、すごろくができますので(笑)、 みんなで集まってすごろくをやるなりしてですね、楽しんでいただければと思います」
有馬
「まだまだ、アニメの方でも言えない展開っていうのがあるので」

(会場どよめく)

加藤
「……まあ、末永く、楽しんでいただきたいと思います」

真碓さんから

池袋くんのプッシュを3月から開始するそうです。
スペシャルメニューは、3月中旬から開始する予定とのことです。

YATCHさんから

乙女ディア腐女子放送部をよろしく、とのことです。